天日干しが主流の小豆島の手延べそうめんですが、この時期は風が強い日もあります。
そんな時は写真の様に中庭に干します。
もし、小豆島のお宅に伺う時があり、そこに意味もなく広い中庭があればもしかするとそうめんやさん、もしくは元そうめんやさんかも?(M00)
そうめんを製造する際に副産物として「ふしめん」「ばちめん」といわれる麺がそうめんと一緒にできます。
「ふしめん」は丸く、その形からえびそうめんと言われたりします。
「ばちめん」は、その名の通り三味線のバチに形が似ている事からそう言われています。
お吸い物に入れたり、パスタの様に使ったり。色々な食べ方にチャレンジしてみましょう!
そしてその麺たちで、小豆島と小豆島の凪の海を作ってみました♪
*産地や各製麺所によっては形状や呼び名が違う場合もあります。
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そうめんの産地、小豆島にはさぬきうどんとは違ううどんが存在します。
その名も「こびきうどん」。
手延べそうめんの製法で作られる為、さぬきうどんの様に麺に角がなく滑らかなのが特徴です。
その昔、そうめんの製造工程の中にある「小引き」という工程の時の太い麺を食べたのが始まりだと言われています。
写真を見てわかると思いますがそうめん製造時よりも短めに伸ばしていますよね!
そうめんの季節ですが、小豆島のそうめんと一緒にこびきうどんもお試しあれ!! (M00)
小豆島の醤油屋さんでは、昔からの機械が現役で使われています。塩分があるために壊れやすいので、昔からの単純な構造の機械が良いのです。パッキンなどを交換すればまだまだ使えます。この機械は昭和25年から使い続けています。メンテナンスをする業者さんがいるお陰で、安心して機械を使い続けることが出来るのです。彼もゴッドハンドと呼ばれる凄腕の職人さんです。ありがとうございます。(by00)